ストレスを自分で管理する、もしくは自分でケアする大事なポイントとして、以前のブログ(2022年10月31日)で4つのポイントについてお伝えしました。前回から大分月日が経ってしまいましたが💦、1つずつのポイントについて少し詳しく書いていきますね。
大事なポイント1つ目は、「とりあえず落ち着くこと」です。普段から皆さんなりのやり方で自然にやっていることかもしれません。
たとえば好きな音楽を聴く、ハーブティを飲む、湯舟につかる、トイレや自分の布団の中で叫ぶ、何かクッションやぬいぐるみなどをギューッと抱きしめる、外出先ならやわらかいプニプニしたものを握りしめるなど。
また、人の悪口ばかり言ってる人や書いている人から離れる、怒りっぽい人から自分が離れる等、”今いるところから離れて場所を変える”というのもありかもしれません。心理学用語では「タイムアウト」と言います。
また、呼吸を少し工夫するだけでも、リラックス効果があります。吸うよりも吐く方の息を少し長めにし、吐く息とともに、イライラや身体の疲れが身体の外に出ていく感じをイメージし、「腹式呼吸」をすることをおススメします。なかなか眠れないなと思う時や緊張してるな、と思った時もぜひやってみてください。 呼吸法で心身がリラックスした状態になると、ストレスや課題にも、「どうしようどうしよう」と過剰に反応せずに対処できるようになって、自分をコントロールすることがしやすくなります。
もう一つは筋弛緩法や動作法というものです。例えば肩あげです。椅子に深く腰掛けてまっすぐな姿勢をとります。両肩を耳につけるように、ゆっくりギューッと上に持ち上げ(どんどん上にひっぱられるようなイメージで)5秒数えたらストーンと肩を下に落とし、力が抜けた感覚を味わいます。肩以外の首や肘には力をいれないでください。5秒×2回。
また、両耳の上の部分を両手でギューッとつかんで上に持ち上げ、4つ数えたら手を放す、というのもおすすめです。腹式呼吸でゆっくり息を吐きながら持ち上げるのがさらによいでしょう。
★更に「落ち着く」を極めたい方は、最近注目されているポリヴェーガル理論を大変わかりやすくエクササイズやワーク満載で伝えてくださっている浅井咲子さんの『「安心のタネ」の育て方』(大和出版)をおススメします。
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